検査案内書 2023年度版
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一般検査血液学検査末梢血一般検査ーーーーーーーーー下記の表に示す検査項目で異常値が検出された場合は、測定後すみやかに個別電話またはFAXでご報告申し上げます。 パニック値は、即治療を必要とする危険な病態を示唆する、あるいは早急な医師への伝達が必要とされる異常値で、主にトヨタ記念病院病棟患者様を対象とした報告基準となっております。企業の報告基準は各企業ごとの契約の通りです。直近の前回値から変動がない場合は対象外とします。52その他/緊急報告対象項目とその基準検査項目名異型細胞疑い(+)不明結晶(+)尿細管上皮細胞 ≧10〜19不明細胞成分(+)異常結晶、酸性尿酸アンモニウム結晶、薬物結晶(+)(+)(+)>66異型細胞疑い(+)不明成分(+)精子濃度0白血球>10≧200 (+)(+)<1.5、>30.0<6.0<2.5、>100.0Neut(絶対値):<500 (/µL)ⅠNR:>4.00<100パニック値緊急報告検査値*但し、ヘパリン治療などコントロール時は除外尿細管上皮細胞≧10〜19異型細胞疑い(+)不明結晶(+)不明細胞・成分(+)酸性尿酸アンモニウム結晶、<2.0、>25.0<200、>600<7.0、>20.0 <20.0、>60.0<5.0、>100.0・異常な白血球および 幼弱細胞、赤血球内に封入体を 認めた場合 (マラリアなど緊急報告を要するもの)・汎血球減少があり、 偽ペルゲル様好中球を 確認した場合・その他明らかな異常細胞を 認める場合≦100、≧700異常値尿細管上皮細胞<4 (/HPF)異常結晶、薬物結晶(+)(+)(+)  (×106/mL)(+)≧2,000NE(好中球):38.5〜80.5LY(リンパ球):16.5〜49.5MO(単球):2.0〜10.0EO(好酸球):0.0〜8.5BA(好塩基球):0.0〜2.5Atypical Lymphocyte(異型リンパ球):0.0Blast(芽球):0.0Promyelocyte(前骨髄球):0.0Myelocyte(骨髄球):0.0Metamyelocyte(後骨髄球):0.0活性:≦30.0秒:≧18.0ⅠNR:≧2.00ⅠNR:0.85〜1.15 ≧55.0異型細胞(−)不明結晶(−)不明細胞・成分(−)(−)(−)(−)≦5 (/µL)異型細胞(−)不明成分(−)精子濃度 ≧16.012〜66 (µg/dL)(−)(−)M:16〜491 (U/L)F:21〜447 (U/L)3.3〜8.6 (×103/µL)M:435〜555F:386〜492 (×104/µL)M:13.7〜16.8F:11.6〜14.8 (g/dL)M:40.7〜50.1F:35.1〜44.4 (%)15.8〜34.8 (×104/µL)(%)活性:80.0〜120.0 (%)秒:10.5〜13.0 (秒)24.0〜39.0 (秒)200〜400 (mg/dL)基準値尿沈渣塗抹法(虫卵)、アメーバ原虫集卵法(虫卵)蟯虫卵髄液検査精液検査アンモニア(NH3)尿中レジオネラ抗原尿中薬物定性尿中アミラーゼ(尿中AMY)白血球数(WBC)赤血球数(RBC)ヘモグロビン(HGB)ヘマトクリット(Hct)血小板数(PLT)末梢血液像検査プロトロンビン時間(PT)活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)フィブリノーゲン(FIB)その他緊急報告対象項目とその基準

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